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相席は嫌だ〜高速路線バスの一人二席を考える


バスの大きさについて / 二人で2席を避けたい理由と、一人2席を必要とする人たち

3列シート、4列シートの欠点と利点

バスを利用したいのは「安さ志向」の乗客だけではない / 3列シートに代わる「隣席確保サービス」

命を守る「一人二席」とは

それでも一人2席使うには / 一人2席を実行するにあたって

法律的にはどうなのか

一人2席のマナー

まとめ


おまけ バスツアーの相席について語ります(2017.4) 別ページへ



このページでは、全席指定の高速乗合バスの座席の横幅問題を語ります。シートピッチについては考察しません。
自由席のバス、鉄道などについては軽く触れるだけにします。

3列 シートの高速路線バ ス(JR東海バス 2階建て車両) 4列 シートの高速路線バス(遠鉄 e-LineR 夜行仕様車)



同じ車両に3列シートと4列シート両方を設置した「コンビシート」




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バスの大きさについて

日本のバスは車両の大きさが法律で決められており、幅は2.5m、長さは12m、高さは3.8m以内で作らなくてはなりません。
従って、4列シートのままだと今より座席の幅を広くすることは不可能です。
(昭和26年に制定された「国土交通省令で定める保安上又 は公害防止その他の環境保全上の技術基準」によります)

フルサイズのバスの一例 (左:JRバス関東 右:浜松バス)。 高速路線バスも観光バスも同じサイズの車体を使用している

 




二人で2席(相席)を避けたい理由と、一人2席を必要とする人たち

私は昔から一人旅で交通機関を利用すると「隣がどんな人か」が乗る前から気になって仕方のないタイプ。全席自由席のハイウエイバスだと停留所ごとにハラハ ラしたものです。
私だけがおかしいのかと思っていましたが、インターネットが広まり、いろいろな人の発言やつぶやきを見る機会に触れると、同じような考えの人が出るわ出る わ
「隣が最悪」「3列 シートに乗ったらもう4列には戻れない」「隣の乗客の太ももが触れ合うのが気持 ち悪い」
ある程度年のいった大人までが個室で育ち、他者との関わり方も昔と今とでは違う時代。「袖すり合うも他生の縁」などは死語の世界の 話です。

特に夜行バスの場合は痴漢やスリなどの犯罪の温床にもなります。
痴漢防止の為、現在は余程のことがない限り男性同士、女性同士で座るようになっていますが、痴漢は男女間だけで行われるものではありませ ん。世の中には性的マイノリティーである男性同性愛者、女 性同性愛者も大勢おり、その一部の中には不心得な者も居ないとは言い切れないのです。

痴 漢とはいかなくても「寝て移動できる」のが夜行バスの魅力。起きているのなら隣席の客に気を遣って過ごすこともできますが、睡眠という無防備の状態を未知 の客とべったり過ごすしかないというのは、贅沢になった現代のニーズと合うはずもありません。いびき、歯ぎしり、肩によりかかられる……そういう「攻 撃」を受けた場合、我慢するか隣席の客を起こすしかないのです。

また、前述のとおりバスの大きさは幅2.5mまで。この大きさに合わせて道路が作られているため、4列シートの幅を今より大きくすることは「絶対に」不可 能です。
日本人の体格が小さかった戦後間もない時代昔ならいざしらず、体格が大型化し、映画館の座席など色々なところで座席が大型化している中、4列シートのバス だけは座席の幅を広げることができないのです。


シート幅は一般的(出典) な高速バスの4列シートで、42cm〜45cm、3列シートで45cm〜55cmですが、通勤電車でも最新の車両は46cmを採用しています。 
(JR東日本E233系の場合。……昭和に設計された201系は43 cm、209系は45cm)
この座席の幅は、乗客の肩幅ではなく、尻の幅から算出されているそうです。
※3列シートであれば、肩は座席からはみ出しても問題ないし、窓際の席で窓に押し付けられるのはやむを得ないところだと思います。


バスには色々な乗客が乗車します。大柄な人、大切な楽器や機材を隣において座りたい人、中には酸素吸入 の機材を持参したい人も居るでしょう。
前述したとおり、現在、バスは未知の乗客の場合、男性同士、女性同士で座るようになっています。大柄な男性同士が座ると、どう考えても肩がぶつかります。

少なくとも、それを避ける選択肢は割高・有料にしてでも必須と言えないでしょう か。


 


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3列シート車、4列シート車の利 点、そして欠 点。

従来、バスは「安かろう悪かろう」の交通機関の代名詞でした。しかし、JRが夜行列車を廃止して乗客がバスにシフトし、受けるバス事業者側も路線によって は3列シートや個室の車まで登場させることとなりました。

3列シートの快適さを知った乗客が、4列シートで狭い思いをして見知らぬ乗客とべったり過ごすことしか選択肢がないのは、既に時代遅れだといえます。

JRグループバス各社では長距離路線や本数の多い路線を中心に3列シートの車を入れていますし、地方のバス会社でも3列シートの車は少なくありません。
ただ、3列シートの車の問題点として、他に使い回しができない、運賃が割高一択(狭くても安 く利用したいというニーズに応えられない)、繁忙期には座席が足りず、積み残しの多発や増車の手配が必要ということが挙げられます。

遠州鉄道でも、e-LineRの夜行便を始めるにあたり、3列シートや3・4列混在シートの検討もしたそうですが、結局、4列の豪華仕様車に落ち着きまし た。(e-LineRの夜行便は1系統1往復のみ運行なのでやむを得ないと思います)
かつてあった横3列の観光バスも今は無いそうです。(確か「サンレッツ」という公募の愛称が付いていました)


2014年の旅行記を執筆している時にFacebookのページで遠鉄バスの担当者のコメントを頂きましたので、要旨を紹介 します。
(Facebookのページでのコメントであり、遠鉄バスの正式な見解とは異なっているかもしれません)

夜行便のボリュームがない以上(3列シートの導入は)なかなか思い切れない。
他社に「隣席確保料金◯◯円」というサービスがあり、研究していきたいと思う。
「隣席確保料金」はある程度の乗車率でないと怒られてしまうので、もう少し勉強させていただきたい。


4列シートのメリットとしては単価が安くでき、積み残し(切符を欲し くても買えない人)が少なくなります。
また、一つのバス会社で何種類もバスを揃える必要はありません。

静岡県の遠州鉄道(遠鉄)のような高速バス路線が少ないバス会社だと、ある程度転用ができる態勢が望ましいと言えます。
遠鉄ではダイヤの混乱時、e-LineRの車がe-wingに入ったこともありますし、e-Linerとe-wingの兼用車も持っています。
(兼用車は非公式に「e-Winner」(イー・ウィンナー)と呼ばれています)
そして、空港バスの場合は、乗客が集中した際には 快適さよりも 一人でも多くの乗客を運ぶことが社会的使命であることは理解できます。

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バスを利用したいのは「安さ指向」の 乗客だけではない

一方、それ以外にも「鉄道だと乗り換えが必要な場所を直行してくれる」「適度な時間に発着する」というメリットで利用する乗客もいます。
こ のメリットで利用する乗客の中には「多少高くてもいいから快適性を担保してほしい」と思う人も少なくないと思います。

・例えば、横浜の山下公園から浜松駅まで出ようとする場合、鉄道だと、みなとみらい線(東急直通)で菊名下車、JR横浜線乗 り換え、新横浜 から新幹線、ということになります。横浜線はすし詰めで階段もある一方、e-LineRだと乗り換えなしで行ける、という具合です。

・ 後者も東京ディズニーリゾートに早く着こうとする場合、新幹線(→京葉線)だと朝の8:37ぐらいの到着(Yahoo!検索)なのに対し、ドリーム号(→ 京葉線)だと6:15ぐらいに新木場駅に到着(新木場駅からTDRは京葉線で2駅)と2時間以上早く着けることから、オープンダッシュもはかどることで しょう。帰りも新幹線の最終(東京駅22:00発)に乗ろうとすると花火を見るのが精一杯ですが、ドリーム号(東京駅23:00発)だと閉園まで居られま す。※2017.5加筆


3列シートに代わる「隣席確保サービス」

そこで、4列シート車を有効に使いながら、3列シート並みのサービスが必要な乗客にそれを提供していく方法があれば丸く収まるわけです。
実際、競争の激しい区間の夜行高速バスは「隣席確保サービス」を実施しています。
数百円の負担で、隣に見知らぬ乗客は来ないし、一人で2席使えるので、3列独立シートより広いスペースが確保できます。

ただ、このサービスを大幅展開すると、最悪の場合、乗客が半分乗っただけで切符が売り切れとなってしまいます。
(隣席確保希望の乗客が多い路線には3列シート車を投入すべきなのですが)
増車が出来るかどうかというのは、バス会社によって大きく事情が異なることでしょう。

(かつてのツアーバスを運行していた、旅行会社系の バス会社などは委 託先に一声かければ増車ができるので、このサービスをしやすいという事情もあります。地元の遠鉄の場合は地域独占の一強で、他に高速路線バスを運転できる 事業者が居ないため、他社からバスを融通しにくいという事情があるのではないかと邪推しました)


さて、前述の遠鉄バス担当者様のコメントで「『隣席確保料金』はある程度の乗車率がないと怒られてしまう」とありますが、果たしてそうでしょうか。
冒頭に書いたとおり、本当に一人2席確保したい乗客は、そんなこと言っていられないのです。
(怒りそうなのは"ちょっとゆったりしてみたいな"、というような軽い気持ちの乗客だと思います。それを封じ込めるためには、運賃の 1.25倍ぐらい、 遠鉄の場合で言うと 1000円程度は吹っ掛けたほうがいい と思います。1,25倍というのは、大人運賃に身障者の小児用運賃相当額を加算した金額であり、新たな金額を設定する必要がありません)

別な例えをすれば保険を掛けるようなもの。自動車保険が無事故のまま満期になり、更新の支払いをする際に「事故がなかった」と怒る契約者がどこに居るのでしょうか。


命を守る「一人二席」とは
2017年6月10日、愛知県新城市富岡の東名高速道路上り線で、大型観光バスと乗用車が正面衝突する事故がありました。
残念ながら、宙を舞って対向車線に飛び出した乗用車のドライバーは亡くなってしまいましたが、乗用車に突っ込まれた観光バスの乗客乗員47名は全員生還しました。
この事故で死者が出なかった理由として、運転手の回避行動もありますが、その他に「全員がシートベルトを締めていた」ことが特筆されます。出発時と高速道 路に入る際に、ガイドさんが2度、乗客にシートベルト着用を促し、乗客も従ってくれたのです。(ベルトをしていなければ車外に放り出された乗客が居てもお かしくなかったそうです)

このように、思いがけない「もらい事故」のリスクがある高速路線バス。
「幼児以下の子供は大人一人に付き1名まで無賃です。ただし、膝の上にお乗せください」……おかしいでしょう。子供に死ねと言うのでしょうか。

そこで、一人二席≒「隣席確保サービス」の出番です。「おすわりの出来るお子様は膝の上に乗せて乗車はできず、シートベルトをしていただきます」と、膝の上は禁止と案内した上で、無賃の子供はあくまでも無賃とし、大人の側が隣席確保サービスで座席(シートベルト)を確保するようにすれば、わかりやすいと思います。
(ぐずったときなど、抱っこする場合はあくまでも保護者の責任で、ということになります)




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それでも一人2席使うには

ドリーム号も e-LineR も3列シートではないし、隣席確保サービスもない。そこで、次善の策として思いついたのが一人で2席買い占め

一般の乗客(健常者)が最も安く買えるのは小児運賃の乗車券です。
そこで、一人で「大人1枚、小児1枚」を並びで購入すれば、運賃は1.5倍になりますが、隣は発券できないので誰も来ないはずです。



一人2席を実行するにあたって
2014年の旅行の際、予備日を設定していたのですが、予備日に行くとなるとJR東海バスの「ドリーム静岡・浜松号」は4列シートの車に変わってしまうため、この日の分は「大人1名、小人1名」で予約しました。
※ この予約を取る際、JR東海バスに「座席確保の目的で大人1名、小人1名の乗車券を購入し、大人1名が乗車した場合、小人の分の乗車券は回収されます か?」という趣旨で問い合わせたところ「小人の券は回収しませんが、乗車時に2名分の乗車券をドライバーに見せてください」という趣旨の回答を頂きました。
(私宛の回答であり、JR東海バスの一般向けの見解ではありませんので、実行される前には問い合わせをお願いします)

2015年に遠鉄のe-LineR 横浜線 夜行便利用時にも、この方法で利用することを連絡(質問)した上で、遠鉄の担当者様とやりとりをしてから乗車しています。

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法律的にはどうなのか

ちょっと難しい話になりますが、バスに乗るにあたり、乗客は「一般乗合旅客自動車運送事業運送約款」というものに従わなくてはなりません。 一般的に使用されている標準約款を見る 限り「1人で2席購入」して2席使用することを制止する規定はありません。

一方、普通の路線バスでは、乗客が一人で2席占有しているのを乗務員が許容できないこととして判断した上で乗客に注意し、その指示に従わない時は、乗務員は降車を命じることができます。下記約款の(4)です。

一般乗合旅客自動車運送事業標準運送約款
第2章 旅客運送 第1節 運送の引受け(運送の引受け及び継続の拒絶)
第4条 当社は、次の各号のいずれかに該当する場合には、運送の引受け又は継続を拒絶することがあります。
(3)当該運送に関し、申込者から特別な負担を求められたとき
(4)当該運送が法令の規定又は公の秩序若しくは善良の風俗に反するものである とき

※「一人で2席購入」が(3)の「特別な負担」に該当する解釈をされると困るので、乗車前にバス会社に確認をしました。

鉄道の場合はバ スと事情が異なり、一人で2席分の指定席や乗車券を買っていたとしても、使っていない指定席は車掌が没収し、他の乗客に販売することができます。

(JR旅客営業規則)

第147条(乗車券類の使用条件)乗車券類は、その券面表示事項に従つて1回 に限り使用する ことができる。この場合、乗車人員が記載されていない乗車券類は、1券片をもつて1人に限るものとする。ただし、定期乗車券については、その使用回数を制限しない。

2〜4 略

5 同一旅客は、同一区間に対して有効な2枚以上の同種の乗車券類を所持する場合は、当該乗車については、その1枚のみを使用することができる。同一旅客が、 同一区間に対し有効な2枚以上の指定券を所持する場合についてまた同じ。

航空機の場合は、 航空会社に直接申し出ることになりますが、増運賃を支払って一人で2席使用することができます。
増運賃は2席で大人1.5人分とされ、大柄な人や、高価な楽器を座席に持ち込みたい乗客に利用されているとのこと。(航空機はバスよりも狭いですものね)


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一人2席のマナー
バス会社がこの方法を広く周知しないのは「一人でも多くの乗客に利用してもらいたい」という意向があります。
(そうでなければ、各社はこぞって「隣席確保プラン」を販売し、マスコミで宣伝して大ヒットすることでしょう)

バス会社による臨席確保サービスの設定がない路線で「一人二席」を利用する場合、イレギュラーな方法であることを理解し、次のマナーを守って欲しいと思います。
ルール破りやマナー違反が横行すると、対抗上バス会社の方で約款や営業規則を改正されて、使用しない分の座席没収(&他の乗客への再販売) が出来るようにされる恐れがあります。


◯ 2014年、2015年、2016年の旅行では、いずれもバスは満席ではなく、他の乗客の利用機会を奪ったとは言えませんが、休日などバスが満席で他の乗客の利用機会を奪うときは、考えなおしてなるべく控えるべきでしょう(私は混む時期の旅行は新幹線にしています) 
2014年にキャンセルしたの予備日の利用便も満席でないことを予約サイトで確認しています。

◯ 複数で利用する場合も控えるべきです。仲間同士ですから、多少は融通をきかせ、大柄の人と小柄の人がうまくペアを組むなど。4人組が8席使ってしまえば、それだけでバスの5分の一を占めることになります。

◯ 使用しない分の乗車券も、乗車区間に揃えてください。
使用しない小児の乗車券と、実際の乗車に使用する大人の乗車券は同一区間で買ってくださいということです。

例えばドリーム静岡・浜松号の場合、実際に乗車する大人の分は浜松駅-東京駅で購入しておいて、空席としたい小児の分を静岡駅-横浜駅で購入すれば、隣席分の小児運賃2150円(★)を1500円に節約することができ、座席の確保は変わりません。
が、重大なマナー違反であることは明確ですし、運転士から何某のペナルティを受ける可能性を否定しません。
((★) D運賃、前割引無し。大人の浜松駅-東京駅日本橋口は4300円)

また、身障者割引だと更に半額(小児の身障者は四分の一)になりますが、健常者が身障者チケットを買うことも控えるべきです。

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ここで、まとめさせていただきます。


3列シート

(JR東海バス)
4列シート

(遠鉄観光バス)

全ての乗客が、平等に個々の空間を大切に出来るという点で、プライバシーを重視する現代社会において、ある意味当然のサービスと捉えて良いと思われます。

問題点としては、3列シート車では運べる乗客の絶対数が少ないため、運賃を下げられないのと、積み残しの多発、小規模の会社では車両の使い回しができないなど、運営側のリスクも大きいです。

(リスクが大きいと、増便や路線参入そのものが難しくなります)
詰め込み が効く=大勢の旅客を運べる事が最大のメリットです。
1台のバスに大勢乗れるということは、それだけ運賃がて安く設定できるため、利用客の拡大を図りやすいでしょう。

ただ、昭和26年の基準では絶対的なスペースが狭く、無防備な寝姿を晒す夜行便や大柄な人、神経質な人が「相席」を強制されることになれば、そのストレスは想像以上であることから、「バス離れ」が懸念されます

バスを志向する乗客が全員「安かろう悪かろう」で良しとすることはないのです。
上で紹介した「コンビシート」(3列席と4列席が同 居したバス)は「広くてそこそこの値段の座席」「狭くて安い座席」を両立しているというメリットはありますが、需給のバランスが難しいのではないかと思い ました。(個人的には3列を多くし、4列は最低限(2列8席程度??)として「並んで座りたい」という需要に特化したほうが良いと思うのですが)

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そこで、3列シートのバスを使用しないで、 快適なサービスを提供する「一人2席」の登場となります。
正規の隣席確保サービス

隣席確保によって一人2席使用する乗客は、3列独立シートよりも広い空間を利用することができ、大柄な乗客や、荷物などを置きたい乗客、隣客に対して神経質な乗客に対しても高品位なサービスを提供することが出来ます。

また、2席を必要としない旅客に対しては低廉な運賃を提供することができ、「多少高くても広い空間」「狭いのは我慢するからとにかく安く」「二人連れだから並んで座っても問題ない(むしろ並んで座りたい)」という様々な需要を満たすことができます。

バス会社側も、3列シート車両を用意する必要はなく、販売方法を変えるだけで容易に実行できます。
予約システムのプログラムはそのままにし、名称だけ小児福祉割引料金「小児福祉割引・隣席確保料金」と改め、
その座席は
 
(1)身障者手帳等の証明書を所持する小学生の着席 
(2)未就学の幼児の着席 
(3)空席 
いずれかで利用ができる、として2席並びで発券すれば案内も発券も簡便になります。


問題点は、乗客全員が隣席確保サービスを利用した場合、3列シートの車よりも少ない乗客しか運べないこと。
もっとも、隣席確保サービスの利用客が多い場合は、その路線の乗客のニーズだということを受け止め、3列シートの車を導入すべきです。
必要な人に対する「一人2席」の提供  (いわゆる裏サービス)

「大柄な方やお体の不自由な方などで、バスご利用時に他の乗客と相席で利用することが困難な方は、窓口までお問い合わせください」と、申し出のあった方にその都度「一人で2席購入してください」をご案内する対応も考えられます。

夜行バス利用に於いて、隣客が来ないメリットは享受できますが、現状の場合だと 運賃が1.5倍になるため、メリットを享受したい長距離路線ほど割高感がアップします。


個人的には「一人2席」で空席にする分の座席は「小児福祉割引」→「小児福祉割引・隣席確保料金」の 実質1.25倍で利用できるようにして欲しい、そのあたりが無理のない落とし所ではないかと思います。








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